関節リウマチの症状と治療法>●滑膜炎の進行・ステージT〜U

滑膜の炎症がじわじわと進行していく、関節リウマチは発病後
1〜2年の間に関節の変形が起こるとされています。

さらに進行すると、関節がまったく動かせなくなるため、発病
後2年以内の早期に治療を始める必要があります。

滑膜炎の進行によって関節は次のように変化していきます。

【ステージT 初期〜中期】

滑膜が腫れ、滑膜の表面に細胞が増殖して繊毛状となり、関節腔
(かんせつくう)と呼ばれる骨と骨のすき間に、関節液が溜まり
始めます。

軟骨が薄くなると共に、骨の組織が失われ、骨は破壊までには
至りませんが、「す」が入ったようなり、骨萎縮も見られ、関節
全体が腫れあがり、外見は紡錘形(ぼうすいがた)に見えるよう
になります。

【ステージU 進行期】

滑膜の組織内に、多数の免疫細胞や炎症細胞が浸潤して積み重な
ります。

それが原因で滑膜の細胞が増殖し、肉芽(にくげ)が形成されます。

軟骨に肉芽がとりつき、その一部が軟骨の表面をおおうように広が
っていきます。

その結果、パンヌスと呼ばれる膜状の組織を形成します。
※パンヌスというのは、「一枚の布」という意味

肉芽によってパンヌスの下の軟骨は破壊され、肉芽の一部組織は骨
にまで侵入し、骨の組織を侵食して「嚢胞(のうほう)」と呼ばれ
る袋状のものを形成します。

ただ、関節の変形はこの段階では見られません。

関節リウマチの症状と治療法

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