関節リウマチの症状と治療法>●目の炎症と血管の炎症

関節リウマチは関節(滑膜)の炎症だけにとどまらず、関
節以外の全身にも起こる結合組織病のため、全身の症状に
も注意を払う必要があります。

【目の炎症(上強膜炎・強膜炎)】

目の病変が関節リウマチになると起こることが多く、特に
上強膜炎・強膜炎がよくみられる症状です。

目の白目にあたる部分を強膜と呼び、この強膜に炎症が起
これば毛細血管が広がって白目が充血します。

上強膜炎は、強膜の上の方(浅い部分)の炎症のため、症
状は軽く済みます。

しかし、強膜炎はより深い場所の炎症となるため、強く症
状が出る傾向にあります。

数ヶ月ほどで、普通は自然によくなるのですが、強膜炎の
場合、後から強膜の病変部分が萎縮して、網膜が青く透け
て見えることがあります。

【血管の炎症(リウマチ性血管炎)】

血管に炎症が起こり、血管が破れたり詰まったりし、酸素
や栄養が周囲の組織に十分に行き渡らず、組織障害や壊死
といった症状があらわれることも。

具体的な症状としては、まず皮膚の病変が始まり、つめの
周辺に点状の壊死や、病変部分が下腿の外側に見られる
「皮膚潰瘍」や「指先の壊死」などがあります。

また、「動脈炎」と呼ばれる、心臓や肺、腸、腎臓、すい
臓、リンパ腺、睾丸などに起こる炎症もあります。

神経に炎症が起きれば、四肢にマヒやしびれの症状が出る
こともあります。

関節リウマチの症状と治療法

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