関節リウマチの症状と治療法>●関節液検査で分かること

関節の骨と骨の間にある液体のことを、関節液(滑液)と呼び、
滑膜の毛細血管を通り抜けてきた血清成分と、滑膜の細胞から
分泌されたヒアルロン酸(酸性ムコ多糖類)とが混じりあって
できている液体です。

関節液に粘り気を与えているのがヒアルロン酸で、骨と骨がこ
すれ合うときに、ギシギシしないようにスムーズに動かすため
の、オイルのよう役割で、色は透明または淡黄色を帯びています。

さらに関節液には、骨の表面を覆う軟骨に栄養を供給する役割
も持っています。

この関節液を検査するには、注射針で採取した関節液を、肉眼
と顕微鏡で詳しく調べる方法があります。

○色、透明度、量

関節に炎症が起これば、滑膜から血液の成分が染み出してくる
ため、炎症があったり化膿したりしていれば、乳白色や緑がか
った黄色になり、濁りが出てきて、その量も増える傾向にあり
ます。

○粘り気の確認

関節液が健康な場合は、糸を引くほど粘り気がありますが、関
節が炎症を起こすと、この粘り気がなくなってしまいます。

炎症によって関節液が増えてヒアルロン酸が薄まったり、関節
液に含まれる酵素でヒアルロン酸の成分が分解されたりして、
粘り気がなくなってしまうのです。

ただ、このような現象は関節リウマチに限らず、関節に炎症が
起きた場合も広く見られる現象のため、他の検査と併用しなが
ら、総合的な判断が必要となります。

○免疫学的検査方法

関節リウマチになると、関節液の中に、リウマトイド因子や免
疫複合体に補体が結合したもの、これらを食べて取り込む、マ
クロファージといった免疫細胞が増えてきます。

その一方、自己免疫反応で消費されるため、関節液の補体が、
いちじるしく現象する傾向にあります。

白血球の数値も通常の5000倍などといった数値をあらわし、
白血球などの免疫細胞の変化は。、顕微鏡でみると分かります。

関節リウマチの症状と治療法

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