関節リウマチの症状と治療法>●抗リウマチ薬の特長

現在の関節リウマチの治療は、抗リウマチ薬を使うことが中心
となっています。

この抗リウマチ薬は、病気を引き起こす免疫異常に働きかけ、
免疫反応に関わるリンパ球などに働きかける結果、関節リウマ
チの活動性をコントロールする薬です。

抗リウマチ薬は大きく分けて二種類あり、ひとつは正常な免疫
機能に影響を及ぼすことなく、異常を起こしている免疫部分に
働く「免疫調整薬」と、もうひとつは、すべての免疫機能を抑
え込む「免疫抑制薬」のふたつです。

抗リウマチ薬は、関節リウマチを病気がおさまり、健康な人と
変わらない生活が送れるようになる可能性の高い薬である上に、
関節を保護する作用もあることが分かっています。

ですから現在では、リウマチの勢いを初期の段階から、抗リウ
マチ薬を使って止めるという考え方が主流になっています。

特に関節の破壊や変形が進んでいて、炎症が強い患者は、ため
らわずに使用したほうがよいでしょう。

抗リウマチ薬の特長には次のようなものがあります。

○効く人と効かない人があり、抗リウマチ薬の有効率は50〜
 70%と言われています。

○効果が出るまで2〜3ヵ月かかります。ある抗リウマチ薬を
 使い始めたら、最低3ヵ月は使用を続け、様子を見ます。
 その上で効果が見られない場合は、他の抗リウマチ薬に変更
 します。

○エスケープ現象と呼ばれる、関節リウマチをコントロールで
 きていた薬が、ある時突然効かなくなる場合があります。
 その場合は、他の抗リウマチ薬などに変更する場合もあります。

○どのような抗リウマチ薬も、20〜50%の人に副作用が出
 るため、使用中は血液検査、尿検査などで体の様子をキメ細
 かくチェックする必要があります。

関節リウマチの症状と治療法

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●滑膜に炎症が起こる仕組み
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●滑膜炎の進行・ステージV〜W
●関節リウマチの初期シグナル
●かぜと間違えやすい微熱症状
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●ひざ関節がリウマチになると
●股関節の病変は進行が早い
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●手指の変形の種類と形
●リウマチ結節と間質性肺炎
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●関節リウマチと神経痛の違い
●併発しやすい免疫異常の病気
●リウマチ専門医の重要性
●関節リウマチの問診内容
●全身にあらわれる病気のサイン
●関節と運動機能のチェック
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●関節液検査で分かること
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●厚生労働省の診断基準6項目
●薬の服用に対する心構え
●最新の薬物治療方法
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●抗リウマチ薬の特長
●薬の副作用を軽くする方法
●副腎皮質ステロイド薬の効能
●ステロイド薬の軽い副作用
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●ステロイド薬の関節内注入法
●生物学的製剤を使った治療方法
●生活の質を向上させる手術療法
●関節リウマチの手術の目的
●滑膜切除術という手術方法
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●手術ができる患者できない患者
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●リハビリ療法の必要性と重要性
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