関節リウマチの症状と治療法>●ステロイド薬の重い副作用

ステロイド薬はその効果も大きいですが、使う量が多かったり、
服用期間が長ければ長くかるほど、重い副作用が出ることがあ
ります。

ステロイド薬は免疫系を抑制する効果があるため、免疫力低下
によるウイルスの感染が危惧され、特に肺炎、腎盂炎、肺結核
なども引き起こしやすく、早期に抗生物質での治療が必要とな
ります。

ステロイド薬を長く使用していると、骨からタンパク質やカル
シウムが流失し、骨がもろくなっていきます。

関節リウマチの症状に、骨粗鬆症があり、その上で薬の副作用
によって骨がさらにもろくなるため、骨折には十分な注意が必
要です。

さらにステロイド薬の怖い点は、「一度飲み始めるとやめるこ
とが難しい」という点にあり、ステロイド薬の効果で、炎症や
痛みを抑えることによって気分が前向きになったりするため、
ステロイド薬をやめれば、これとまったく逆の状態に戻ってし
まい、容易にはやめられないのです。

ステロイド薬を長く飲めば飲むほど「やめ時」が難しくなり、
万が一急にステロイド薬の服用を急に中止したりすれば、関節
リウマチは激しくぶり返し、「ステロイド離脱症候群」と呼ば
れる全身に変調が出ることにもなるのです。

劇的に効く薬であるステロイド薬が、あの「麻薬」に似ている
と言われるのもこのためです。

その他の重篤な副作用としては、「ステロイド緑内障」「ステ
ロイド白内障」などの目の障害や、胃や腸に潰瘍ができて突然
の出血を伴う「ステロイド潰瘍」などがあります。

ただ、闇雲に怖がるのではなく、良い面と悪い面をしっかりと
理解した上で、医師の指導の下、正しく使うということが最も
大切です。

関節リウマチの症状と治療法

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●最新の薬物治療方法
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●抗リウマチ薬の特長
●薬の副作用を軽くする方法
●副腎皮質ステロイド薬の効能
●ステロイド薬の軽い副作用
●ステロイド薬の重い副作用
●ステロイド薬の関節内注入法
●生物学的製剤を使った治療方法
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●関節リウマチの手術の目的
●滑膜切除術という手術方法
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●手術ができる患者できない患者
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●夏に体を冷やさない方法
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