関節リウマチの症状と治療法>●滑膜切除術という手術方法

関節リウマチの手術方法のひとつに、「滑膜切除術」という
方法があります。

この手術の目的は、炎症を起こしている滑膜そのものを取り
除くことによって、痛みをやわらげ、骨の破壊や変形、腱の
断裂を防ぐために行います。

手術の対象部位は主に、手、手指、ひじ、ひざ、足の関節な
どがあり、関節を大きく切り開いて滑膜をしっかりと取り除
く方法と、内視鏡(関節鏡)で関節の内部を確認しながら行
う方法があります。

大きく切り開かないため、内視鏡での手術の方が、体への負
担は小さく済みます。

滑膜切除術は炎症を起こしている関節の数が少ない上に、関
節の破壊があまり進んでいない、早期に行うほうが効果が期
待できます。

特に、ステージTくらいの初期段階で手術をしなければ、負
荷が掛かる下肢の関節などは、破壊が進み、手術そのものが
できなくなってしまうこともあります。

さらに、リウマチの活動が活発で、抗リウマチ薬でもコント
ロールできないような場合は、全身の滑膜を可能な限り切除
する「根治的多関節滑膜切除術」を行うこともあります。

ただし、滑膜切除術の効果は永遠に続くものではなく、数年
後にはまた滑膜が再生されて、症状が再発することも覚えて
おかなければなりません。

関節リウマチの病状や進行状況を見ながら、その人に手術が
適切なのかどうかを、見極めることが大切となります。

関節リウマチの症状と治療法

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