関節リウマチの症状と治療法>●関節リウマチと妊娠の関係

関節リウマチの患者が結婚をして、出産する場合に、関節リウ
マチ自体が妊娠に影響を及ぼすことはありません。

ですから、関節リウマチの患者でも、妊娠・出産は十分に可能
ですが、股関節や膝関節に障害がある方は、分娩が困難になる
場合もあるため、医師とあらかじめ治療方針を相談して決めて
おく必要があります。

妊娠すると免疫を抑える物質の分泌がさかんになるため、妊娠
初期の1〜3ヵ月には、リウマチの症状が改善することがあり
ますが、出産後には症状が再びあらわれ、数ヵ月後には、妊娠
前のもとの状態に戻る人が多いようです。

産まれてくる子供に、関節リウマチが遺伝するのではないかと
心配される方もいますが、結論から先に言えば、特別心配する
必要はありません。

確かに関節リウマチという病気は、遺伝的、体質的な要素もあ
りますが、これに環境因子が加わってはじめて発病するものな
のです。

このような環境因子によって引き起こされる病気は、糖尿病、
アレルギー疾患、高血圧などがあります。

それより心配な事柄に、母体が治療のために服用している薬が、
胎児にどのような影響を及ぼすのかということがあります。

妊娠を希望する方には、催奇性(奇形を誘発)があるとされて
いる、非ステロイド性抗炎症薬は、使わないようにします。

非ステロイド性抗炎症薬には、分娩を遅らせたり、分娩時に子宮
の収縮を弱めたりする作用もあることから、そういう意味でも
服用は中止した方がよいでしょう。

抗リウマチ薬(SH製剤や免疫抑制薬など)も、妊娠を希望
する方は中止した方がよいでしょう。

気を付けなければならないことに、妊娠に気付かないまま、
薬を飲み続けてしまうこともあるため、関節リウマチの患者は、
結婚当初から妊娠の可能性があることを自覚し、必ず医師と
相談するようにしなければなりません。

関節リウマチの症状と治療法

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●リウマチの起源をさかのぼる
●リウマチの原因4グループ
●女性に多い関節リウマチ
●免疫システムが原因の炎症
●全身の関節の数や構造を知る
●関節リウマチが女性に多い理由
●滑膜に炎症が起こる仕組み
●滑膜炎の進行・ステージT〜U
●滑膜炎の進行・ステージV〜W
●関節リウマチの初期シグナル
●かぜと間違えやすい微熱症状
●全員にあらわれる手の症状
●外反母趾へ進行する滑膜炎
●ひざ関節がリウマチになると
●股関節の病変は進行が早い
●肩・ひじ・頸椎のリウマチ症状
●手指の変形の種類と形
●リウマチ結節と間質性肺炎
●目の炎症と血管の炎症
●関節リウマチと神経痛の違い
●併発しやすい免疫異常の病気
●リウマチ専門医の重要性
●関節リウマチの問診内容
●全身にあらわれる病気のサイン
●関節と運動機能のチェック
●血管炎による炎症のチェック
●神経と腱反射のチェック
●X線検査での診断ポイント
●血液検査から分かること
●関節液検査で分かること
●尿検査から分かること
●厚生労働省の診断基準6項目
●薬の服用に対する心構え
●最新の薬物治療方法
●非ステロイド性抗炎症薬の効能
●抗リウマチ薬の特長
●薬の副作用を軽くする方法
●副腎皮質ステロイド薬の効能
●ステロイド薬の軽い副作用
●ステロイド薬の重い副作用
●ステロイド薬の関節内注入法
●生物学的製剤を使った治療方法
●生活の質を向上させる手術療法
●関節リウマチの手術の目的
●滑膜切除術という手術方法
●人工関節置換術という手術方法
●手術ができる患者できない患者
●人工関節の種類と進化
●リハビリ療法の必要性と重要性
●温熱療法と寒冷療法の効果
●関節や筋力を維持する運動療法
●作業療法を長く続けるコツ
●補装具の効果とその目的
●水中ウオーキングの効果と方法
●関節リウマチとうつ病の関係
●安静療法と方法とその効果
●日常生活の環境(玄関・床)
●日常生活環境(バス・トイレ)
●日常生活の環境(台所・寝室)
●自助具の効果と上手な選び方
●快適に洋服を着るためのコツ
●夏に体を冷やさない方法
●関節リウマチと食事の関係
●青い背中の魚を食べよう
●経口トレランスの原理と可能性
●カルシウムで骨粗鬆症予防
●積極的に外出して気分転換を
●関節リウマチと自動車の運転
●自分に合った靴の選び方
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